Google Playの在庫不足で、まったく入手できなかったのですが、ようやくNexus 6が手に入りました。
購入したのは32GB版です。3月11日にGoogle Playで注文し、「4〜5週間かかるよー」ということなので気長に待つつもりだったのですが、当日に出荷のメールが来ました。それなりに在庫があるのかもしれません。
Nexus端末の醍醐味といえば、Root化とRom焼きです。というわけで、早速やってみました。
Root化
環境を整えるのも面倒くさくなったので、こちらのNexus Root Toolkitを使いました。
手順としては、
- 開発者向けオプションでOEMロックの解除にチェックを入れる
- Toolkit のFull Driver Installation Guideで、必要なドライバーを入れる
- Toolkit のUnlockで、OEMロックを解除
- Toolkit のRootでルート化(Custom Recoveryにチェックを入れるのを忘れずに)
といったところです。
Rom焼き
Nexusシリーズには、いろいろなカスタムRomがありますが、最近はずっと、Cyanogenmodしか使ってません。
Nexus 6のCyanogenmodはshamuです。
残念ながら、現時点(2015年3月18日)では、Nexus 6のCyanogenmodには深刻なバグがあるようです。
こちらのスレッドによると、Android 5.1にアップデートしたNexus 6にCyanogenmodを焼くと、文鎮化する可能性があるとのこと。そのため、現時点ではCyanogenmodのNeuxs 6のRomは、本家からダウンロードできないようにしているそうです。
Rom焼きは自己責任とは言え、恐ろしいですね・・・。
幸いというかなんというか、3月15日時点では0313版のみが公開されており、これを焼くことができました(現在はダウンロードできません)。
LTEが掴めないという欠点はありますが、それ以外は順調に動いています。
Nexus 6 本体はどうなのか?
いろいろと悪いうわさがあったので、心配だったのですが、とりあえず満足しています。
とくに気になっていたのは、有機ELが見づらかったり、焼き付いたりするのではないかという件と、端末の暗号化の悪影響です。
届いてすぐにフィルムを貼ってしまったので、素の液晶の質は不明です。貼ったフィルムは、こちら。
フィルムを貼って2〜3日使ってみた感じでは、液晶の質はそこまで悪くありません。少なくとも、Galaxy Nexusよりは明らかにマシですし、Nexus 5との差もそれほど感じません。ただ、Nexus 9と比べると、ややギラツキを感じるので、良い液晶とは言えない気がします。
焼きつきは、まだ使用期間が短いので不明です。
端末の暗号化の影響も、体感ではほとんど感じません。まあ、届いて1時間後にはCyanogenmodを焼いていたので、素の状態は知らないのですが・・・。
かなり端末が大型化しましたが、電源や音量ボタンの位置も工夫されているので、大きさはあまり気になりません。バッテリーも大きくなっているので、電池持ちが良いのもポイントでしょう。これまで使っていたNexus 5は半日もたなかったので、嬉しい改善です。
Qi充電は、Nexus 5と比べるとやりにくくなった気がします。端末の底面が湾曲しているため、充電が開始されるポイントが狭くなっています。保護ケースをつけると、さらにシビアでしょう。分厚いものをつけると、Qi充電は諦めないといけないかもしれません。
今はCruzerliteのケースを使っていますが、Qiで充電するために置き方を何度も調整する必要があります。Nexus 5やNeuxs 4はいい加減においても充電が開始されたので、そこはやや不満です。
なんのかんの書きましたが、Nexus 6は良い端末だと思います。まだまだソフトウェアのバグはありますが、そこを我慢できる新しいモノ好きであれば、満足できるでしょう。