PDFを読んだり、Kindleを読んだりするためのタブレット端末として、Nexus 9 LTEを購入しました。
タブレットの定番はiPadなのでしょうが、まわりがみんな持っていて面白みに欠けるので、こちらを選択。
Nexus端末の醍醐味といえば、Root化とRom焼きです。というわけで、早速やってみました。
Root化
環境を整えるのも面倒くさくなったので、こちらのNexus Root Toolkitを使いました。
ちょっとハマったのはAndroid5.0から、OEMロックの解除に開発者向けオプションでチェックが必要になったこと。気づかなくて、しばらく悩みました。
あとはそれほど悩むこともなく、Root化できました。
Rom焼き
Nexusシリーズには、いろいろなカスタムRomがありますが、最近はずっと、Cyanogenmodしか使ってません。
Nexus 9は、Wifi版とLTE版があるのですが、Cyanogenmodはどちらもflounderという一つのRomで対応しているようです。この辺、わかりやすくていいですね。
(※2015年3月19日追記: いつの間にか、WiFi版のみサポートになったようです。WiFi版のRomをLTE版に焼く事は可能ですが、ネットワークに関わる操作ができません)
まだNightly Buildしかなく不安定ですが、素のAndroid5.0もいまいち不安定なので、えいやっと導入。
今回は、20150213版を焼いてみました。
起動時にPlay Musicのエラーがでるとか、Gmailの同期に失敗するとか、GPSが補足できないとか、細かい問題はいろいろありますが、素の状態と比べるとかなり軽快に動作します。
なお、Gmailの同期については、起動時にエラーを吐くGoogle Play MusicをTitaniumで殺したあと、起動直後にアカウント管理画面からmailを同期させれば大丈夫でした。一旦同期してしまえば、あとはGmailアプリを起動しても問題ありません。
基本的にGPSを使うことはできませんでしたが、なぜかGoogle Mapを導入直後の状態(アップデートをアンインストールした状態)で起動したときはGPSも起動します。地図を見るだけなら何とかなりそうです。
その他、起動時にLTEや3Gを掴めなくなることがあるようです。これは一旦電源を落としたあと、起動させると掴めることが多いです(稀に失敗するので、再度電源を落とす必要があります)。
Nexus 9 LTE本体はどうなのか?
画面が4:3になったので、これまでのNexusタブレット端末と比べると、Kindleで漫画が読みやすくなりました(笑)。
液晶の質も悪くないし、端末自体の動作もキビキビしているので、一応満足しています。
ただ、素のAndroidの状態でも、アプリや操作によってはフリーズしたかのように固まりますね。
最初はNexus 6で話題になっている端末の暗号化の悪影響なのかと思ったのですが、Cyanogenmodを焼いてみると(暗号化したままですが)こうした現象は収まりました。
まだAndroid5.0が発表されて間もないですし、OSやアプリにも改善の余地があるのでしょう。もう少し安定するまで、気長に使ってみることにします。